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インドで猫2匹とゆるゆる暮らすニンゲンのブログ

【ヨガ】鼻うがいで体を浄化するぞ!~風邪予防やPM2.5・花粉症対策にもGood!~

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タイトル画像(【インドヨガ】鼻うがいで体の浄化大作戦!~風邪予防やPM2.5・花粉症対策にもGood!~)

(※本記事は旧ブログに2019年11月に掲載したものを再掲しています。)

ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。

私はアレルギー性鼻炎持ちだ。よく鼻が詰まる。というか1年中詰まっている

インドに住み始めて鼻詰まりがひどくなった。

という話をヨガの先生にしたところ、

「ゼロポリューションカントリー出身だからインドの空気にやられちゃったのかしらね。空気がきれいなところから来た外国人はそういう人多いわよ」

とのこと。

そして「鼻うがい」なるものをオススメされた。

「ヒェッ!鼻の中に水を入れるだなんて痛そう!」と思っていたが、先生に教えてもらった通りの正しいやり方でやると痛みゼロで、鼻詰まりは改善し、日本にいたときよりも快適スース―生活を送っている。

そこで、今回は鼻うがいのやり方とメリットについてご紹介します

▼目次はこちら (クリックして表示)

鼻うがいって何?

鼻うがいとは、鼻の中を洗浄すること。

ヨガにおいて、鼻うがいは「ネティ」と呼ばれており、物理的な滞りを取り除くための浄化方法のひとつとされている。

鼻うがいのメリット

まず、鼻の中や奥底にこびり付いた鼻水や花粉、ホコリが洗い流されてすっきりする。

そしてこれらによって引き起こされていた鼻詰まりや喉の痛みが劇的に改善する。

鼻詰まりの予防にも効果的だ。

インドや中国で大気汚染に晒されている人や、花粉症、ダストアレルギー、鼻炎持ちの人はその効果をすぐに体感できるはず。

また、ヨガ的な発想でいうと、「体を浄化」することができる。

浄化を続けることで、老廃物をためない(=デトックスされた)状態を保つことができ、免疫力が向上

結果的に風邪の予防にもなり、いいこと尽くめである。

鼻うがいに必要なもの

ネティポットと呼ばれる鼻うがい用の容器があれば初心者でもやりやすい。

口が尖った容器マグカップなんかでもOK。

▼ネティポットはこんなやつ。

私は家にあった軽量カップを使っている😂 口が尖っているので便利。

鼻うがいに使っている軽量カップ

ネティポットを使った方が圧倒的にやりやすいが、慣れれば、軽量カップでも、マグカップでも、素手でも、なんでもできる(要練習)。

鼻うがいのやり方

では早速、鼻うがいをやってみよう!

① 水を沸騰させる。
(水道水をそのまま使うのは雑菌が繁殖する可能性があるのでおすすめできない。面倒でも一度沸騰させた方がよい。)

② 生理食塩水(0.9%)に近い濃度になるようにお湯に塩を溶かす。塩を溶かしたらお湯をなめてみて、しょっぱいくらいでちょうどよい◎

③ 塩を溶かしたお湯を冷まして肌の温度くらいのぬるま湯にする。

④ ネティポットや容器にぬるま湯食塩水を移す。

⑤ 洗面所やシンクの前に移動する。

ネティポットでやる場合

⑥ (右の鼻の穴をうがいする場合)
前かがみになり、頭を左側に傾ける
「アー」と言いながら(または口を開けながら)右の鼻の穴にネティポットを差し込む。

⑦ 反対側の鼻の穴からぬるま湯食塩水が流れ出てくる。

⑧ ⑥~⑦を繰り返し、ネティポットの水の量が半分くらいになったら、反対側の鼻の穴も同じように鼻うがいする。

⑨ 最後に、やさしく鼻をかんで、鼻の奥に残っている水と鼻水を出し切る

▼こちらの動画がわかりやすいです。

口の尖った容器やマグカップ(素手)でやる場合

⑥ 両手にぬるま湯の食塩水を少量垂らし、揉みこむ。

⑦ (右の鼻の穴をうがいする場合)
左手に容器を持ち、右手をお椀の形にして手の中央にぬるま湯食塩水を注ぎ、容器をそばに置いて左手をフリーにする。

前かがみになり、頭を右側に傾ける。 左手の指で左の鼻の穴を塞ぎ、右の鼻でぬるま湯食塩水を勢いよく吸い込む

⑨ 口からぬるま湯食塩水が流れ出てくる。

⑩ ⑧~⑨を繰り返し、容器の水の量が半分くらいになったら、反対側の鼻の穴も同じように鼻うがいする。

⑪ 最後に、やさしく鼻をかんで、鼻の奥に残っている水と鼻水を出し切る

鼻うがいの注意点

鼻うがいをする際は、以下5点を守ること。

  1. ネティポットや容器、手は清潔にしておく。
  2. 沸騰して冷ましたぬるま湯を使う。
  3. 食塩水は0.9%に近い濃度で作る。
    (薄すぎると痛いし、濃すぎるとそれはそれで辛くて痛い)
  4. 最後に鼻をかむときはやさしくかむ
    (さもないと耳が痛くなる)
  5. 最後に鼻をかんで水と鼻水を全部出し切る
    (さもないと中耳炎になる可能性がある)
  6. 鼻うがいをした後はすぐに横にならない
    (鼻の奥にしばらくの間は水が残っているので、すぐに横になってしまうと水が耳の方なんかに流れてしまい中耳炎などを引き起こす危険性あり。最低でも1時間くらいは横にならない方がいいと思うので寝る直前にやるのは×)

さいごに

鼻うがいは一回でも効果があるが、定期的に続けてこそ効果を最大限に享受できる。

どんなに対策をしても、大気汚染や化学物質、ほこりから逃れることはできない。

特にインドの大都市に住んでいる場合、毎日体内に汚い空気を取り込んでいる。外出後に鼻をかむとティッシュは真っ黒になる。

定期的に鼻うがいを続けて体を浄化し、健康的な生活を送りたいものです。

最終手段

どうしてもうまくできないという人は、諦めて日本の鼻うがいグッズを買って対策するとよいでしょう。