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【2021年】インド就労ビザを郵送で取得!(必要書類・費用・所要日数)

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タイトル画像(【2021年最新版】インド就労ビザを郵送で取得!(必要書類・費用・所要日数))

(※本記事は旧ブログに2021年2月に掲載したものを再掲しています。)

ナマステ、インド在住(現在一時帰国中)のKome(@chankomeppy)です。

昨年4月から日本に一時帰国していますが、ついにインドに帰国することとなった。わーいわーい😃

しかし、ここで一つ問題が!

私の就労ビザの有効期限が切れてしまっている!!!

ビザを取り直さなくてはいけない。

そして私は現在北海道にいる。

郵送でビザを申請しなければいけない。

というわけで、インド就労ビザを郵送で申請し、無事取得したのでそのお話。

この記事でわかること
  • 2021年2月時点のインドビザ基本情報
  • インド就労ビザの必要書類
    ※エージェントを通さず自力で。
  • インドビザの郵送申請方法

▼目次はこちら (クリックして表示)

【2021年2月】インドビザについての基本情報

2021年2月現在、仕事でインドへ渡航することは認められている。
観光目的は不可

周りの話を聞いても、商用ビザ就労ビザ(+帯同家族用の入国ビザ)は非常にスムーズに発給されているようで、みんな問題なくビザを取得している。

商用ビザでも、スポーツ用のB3ビザは対象外

必要日数

東京のインド大使館に問い合わせたところ、4営業日でビザが発給されるとのこと(申請日を含まない

以前と同じスケジュール感なので、通常に戻りつつあるように感じた。

必要書類

従来通り。(→ 必要書類リスト

コロナだからといって特別に追加で提出する書類はなし。

臨時便が動き始めた当初は、インド企業からの書類はPDFでも受け付けてもらえたのだが、現在はオリジナルの書類(原本でなければいけない。

費用

申請手数料:350円
ビザ申請料:900円 合計:1,250円

郵送申請の場合:1,000円追加
合計:2,250円

インド就労ビザ取得のために提出した書類

提出書類はこちらのページに記載の通り。

私は、以下の書類を提出した。自分で用意するもの、インド・日本の会社が用意するものに分類してまとめたよ。

申請者本人が用意するもの

  1. カバーレター
    なくても良いが、あったほうが親切だと個人的に思う。
  2. ビザ申請フォーム
    エージェントを通す場合はエージェントが用意してくれる。
    自力で申請する場合はこちらのサイトに必要事項を入力して印刷する。
  3. 顔写真1枚
    5cm x 5cm、最近のカラー写真、白背景。
    私はスマホで撮影してコンビニで印刷した。髪の毛の一部が白飛びしていたが大丈夫だったw
  4. パスポート
    過去のパスポートに古いインドビザがある場合は、過去のパスポートも提出。
  5. 英文経歴書(CV)
    人によっては会社やエージェントが用意してくれるらしい。
    私は自分で作った。
  6. 航空券Eチケットコピー
    臨時便が動き始めた当初は、航空会社の予約者リストと照合していたそうだが、現在はPNR・予約の確認をしていないと大使館の担当者に電話で確認済。
  7. インドでの滞在場所を証明するもの
    私はインドですでにアパートを借りているので①賃貸契約書(LLA)、②Form C、③Tenant Verificationのコピーを提出した。
    滞在場所が決まってない場合はホテルの予約コンファメーションのコピーでOK

これに追加して、私の場合はインドですでに就労しているので以下も提出した。

  • 納税証明書のコピー(直近のForm 16、Form 26AS)
  • PANカードのコピー
  • 過去のRC/RPのコピー全て

インドの会社に用意してもらったもの

  1. ビザ発給依頼レター原本(Request Letter)
    勤務地とEPFO IDはこれに記載
  2. 招聘状原本(Invitation Letter)
  3. 身元保証人レター原本(Undertaking Letter)とIDコピー
  4. 会社プロフィール原本(Company Profile)
  5. インドでの滞在場所を証明するレター原本(Proof of Accommodation)
    自分で用意した賃貸契約書等とは別に、「うちの社員のKomeはここに住んでいるからオナシャス」という内容のレターを発行してもらった。
  6. 採用通知原本(Appointoment Letter)
    私の場合もう採用されているので、「Komeは20xx年からうちの会社の社員で今回ビザを新規で取得しないといけないからオナシャス」という内容のレターを発行してもらった。
  7. 雇用契約書原本
    税負担者や収入を明記。契約書に記載の雇用期間=発給されるビザの最大の有効期間となるらしい。
    会社・申請者双方のサインが必要。原本は返却される。
  8. 技能証明レター原本(Certificate of Non-Availability Skill)
  9. 登記証明とRBIからのレターのコピー(COI/RBI)

日本の会社に用意してもらったもの

  1. 推薦状(Recommendation Letter)
    所属先がない場合は自己推薦状(=自分で手配)

郵送での申請方法

郵送方法と費用

郵送申請料、書類、返信用封筒を現金書留で郵送した。

  • 郵送申請料:現金2,250円
  • 返信用封筒
  • 書類一式

まず、書類が分厚すぎて現金書留の専用封筒に入りきらなかった。そのため、定形外で送る羽目に~。止む無し。

現金書留

ゆうパックの封筒代100円
定形外料金(今回は約400グラム)510円(←重さによって値段が変わる)
現金書留代435円
速達代390円

これに加えて、返信用封筒も購入(55円

返信用封筒について、大使館のHPには申請者は、返信先住所を書いた(切手は貼られていない)頑丈な封筒を大使館に送り、大使館はその封筒に処理が終わった書類を入れて返送します。と書いてあったので、長形3号の茶封筒を同封した。

切手は貼らずに、645円分同封しておいた(内訳:210円切手 for 150グラムまでの基本料金+一般書留435円)

郵送費用は合計2,135円

まぁそこそこ高い。申請費用(2,250円)と合わせると、合計4,335円もかかっちまったぜ!

先日手元にパスポートが戻ってきたのだが、私が同封した長型3号の返信用封筒ではなく、角形2号の封筒が届いた。しかも、私が同封した645円分の切手が使われておらず、「料金後納」のスタンプが押されている。

封を開けると、雇用契約書の原本がクリアファイルに入っていた。そうかそうか、雇用契約書原本が返却されるので長3の封筒は使われない運命となったわけだ(A4紙は折らないと長3封筒に入らないため)。

私の住所が書かれた長3封筒と未使用の切手645円分は返却書類と共に手元に戻ってきた。切手は送る必要がなかったのね… てっきり、切手は貼らずに同封するものだと勘違いしていた😅

郵送申請時の追加料金1,000円には返送時の送料分も含まれているらしいので、郵送申請時に返信用の切手を同封しないようにお気をつけくださいませ。切手が手元に戻ってきても、切手を使う機会がほとんどないので正直ちょっと困っている。 ムダ金を使ってしまった気持ちだ。

というわけで、実際のビザ申請合計費用は、ビザ郵送申請料(2,250円)+郵送費用(1,435円)=3,685円となった。

送付先

住んでいる場所によって書類の送付先が異なり、私は北海道に住んでいるので東京の大使館へ郵送した。

インドビザ書類送付先

〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-11
インド大使館領事部 ビザ申請 ご担当者様
電話: 03-3262-2391

管轄地域: 北海道、東北(青森、岩手、山形、宮城、秋田、福島)、関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川)、中部(新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜、山梨、静岡、愛知)、沖縄

上記以外の地域に滞在している場合は大阪領事館に送付

大阪の領事館に申請する場合は、東京の大使館に申請する場合と書類が若干異なるらしい。

所要日数

2月12日(金)夕方:郵便局で発送手続き完了
⇒2月13日(土)夕方:大使館に到着
⇒2月15日(月)午後:(大使館に電話)書類はビザ担当者にまだ届いていない
⇒2月16日(火)午後:(大使館に電話)ビザ担当者書類受取確認、金曜日に発送予定と告げられる
⇒2月19日(金)午後:(大使館に電話)夕方までにビザが貼られたパスポートを発送予定
⇒2月21日(日)午前:大使館からパスポート返送

郵送でも1週間あれば無事にビザを取得できた!👏

約10年前に観光ビザを取得するために北海道から郵送申請した際は、2週間以上かかった記憶があるので、こんなにスムーズに取得できると正直思っていなかった。

単純に申請者数が少ないからなのかなんなのかは知らんが、早いに越したことはないので喜ばしいことだ。

総所要日数

2月第1週初:インド・日本の会社に書類の作成を依頼 2月第2週半ば:インド・日本の会社から自宅に書類が届く 2月第2週末:必要書類を大使館に郵送 2月第3週末:大使館からパスポートとビザが自宅に届く

書類取り寄せからビザが手元に届くまで、まるまる3週間を要したが、郵送からはわずか「1週間」と考えるとなかなかのスピード感ではないだろうか。

むかーしむかし、まだ電子ビザが始まっていなかったころに郵送でインドの観光ビザを申請したことがあるが、1か月くらいかかった記憶がある。

おまけ:代理申請時の注意点

インドからビザの取り寄せに時間を要してしまった場合、郵送申請を諦めて東京に住む会社の同僚に代理申請をお願いする可能性があった。

そこで代理人による申請について大使館に問い合わせたところ、現在緊急事態宣言下のため、友人や会社の同僚といった「代理人」は大使館に入ることができないとのご回答。

大使館に入って直接申請ができるのは「申請者本人」と「業者」に限定される。

業者だって代理人じゃね?と思ったが、業者はいいらしい。謎運用である。

さいごに

手元に新しいビザが届いて喜び満点!

PCR検査等々、出発前にやらなければいけないことがまだ残っているのに、ビザを取得できた安心感によってもう渡航準備をすべて終えた感覚ですナウ。

最後まで気ぃ抜かずキチっと準備して、忘れ物がないようにしないと・・・

札幌での生活もあと数日。10か月ぶりにインドに戻れることはとても楽しみだが、いざ戻るとなると寂しい気持ちもある。社会人になってから、こんなにも長く札幌で、こんなにも長く家族と一緒に生活したことがなかったので。

残りの札幌生活、満喫してインドに行くぞーい。