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【インド生活】今年もディワリの季節がやって来た!ハッピーディワリ!!

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アイキャッチ画像(今年もディワリの季節がやって来た!ハッピーディワリ!!)

(※本記事は旧ブログに2021年11月に掲載したものを再掲しています。)

ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。

最低でも月に1本は記事を書こうと思っていたのに、10月は何も投稿できず、前回の投稿から1か月半も経ってしまった。

indoyuruyuru.com

太陽礼拝の練習に精を出しすぎてしまったのである。そんなこんなで気が付けばもう11月。「ディワリ」の季節である。私にとっては、インドで6度目のディワリであり、北インドで過ごす初めてのディワリでもある。

▼目次はこちら (クリックして表示)

ディワリとは

ラクシュミー神とガネーシャ神

ディワリとは、ヒンドゥー教の光の祭典>である。サンスクリット語で「光の行列」を意味する「ディーパヴァリー」に由来する。

インドで最も大きなお祭りのひとつであり、「闇に打ち勝つ光」「悪に打ち勝つ良心」「無知に打ち勝つ知識」を象徴している。お祭り期間中は各家の屋上や玄関口、窓、お寺やオフィス、地域の建物などで多くの明かりが灯される。

月と太陽の運行をもとに作られたインドの太陰太陽暦であるヒンドゥー暦の8番目の月を「カルティカ」といい、カルティカ月の中で最も暗い新月の日がディワリ本番、その前後2日間を含めた合計5日間をディワリと呼ぶ。毎年10月最終週~11月第1週目頃、インド全土、そして世界中にのインドコミュニティにおいて盛大に祝われる

大国インドにおいては、同じ宗教であっても東西南北で「宗教行事」が異なることもしばしば。そんな中で、ディワリはインド全土で共通して祝われるのだから、どれだけ大きなお祝いなのか容易に想像できよう!

ディワリはヒンドゥー暦の新年とも言われており、ディワリを迎えるにあたって、各家やオフィスでは大掃除、飾り付けを行う。街中はイルミネーションでキラキラと輝きお祭りムード全開となり、日本のクリスマス前や年末年始の雰囲気を感じるので、ヒンドゥー教徒ではない私もついワクワクしてしまう。

きっと、ムスリムやクリスチャンも一つのイベントとしてウキウキしていると思うんだ。宗教という壁を越えた、もはや一つのイベントのような気がする。

ディワリ5日間の伝統的な過ごし方

ディワリの5日間はどのように過ごすのか。私はインドのご家庭でディワリを過ごしたことがないので、同僚が教えてくれた。

ディワリ1日目・2日目はディワリ準備の日。神様を家に迎え入れるにあたり、カラフルな色粉や花びらを使って「ランゴリ」と呼ばれる模様を床に描いたり、家を掃除したりする。

色粉と花びらで描かれたランゴリ
色粉と花びらで描かれたランゴリ

ディワリ3日目、最も暗い新月の日はディワリで最も重要な「ラクシュミープージャ」の日である。

人々はサリーやクルタなどの伝統的な衣装で着飾り、「ディヤ」と呼ばれるオイルランプで家に明かりを灯し、繁栄と富の女神である「ラクシュミー神」に対して「プージャ」と呼ばれる祈りを捧げて来年一年の繁栄を祈る。

ディヤ
ディヤで家の入口を明るく灯し、ラクシュミー神を招き入れる

ラクシュミー神(左)とガネーシャ神(右)
神棚に置かれたラクシュミー神(左)とガネーシャ神(右)の像。
ラクシュミー神に祈る前に、まずはじめに象の頭を持つガネーシャ神に祈りを捧げることになっているので二体の像を設置する。

プージャ後には、「ミタイー」と呼ばれる甘いインドのお菓子や贈り物が配られ、家族・親族とわいわい過ごす。

ミタイー
インドの激アマスイーツ。癖になる甘さだよ。

ディワリ4日目に新年を迎え、ディワリ5日目は姉妹が兄弟を食事に招待し、お互いの健康と幸福を願い、男兄弟から女姉妹にプレゼントをするという習わしがある。

オフィスでも祝う

ディワリ時には3~5日ほどオフィスホリデーでお休みとなる会社がほとんどだ。

ディワリ休暇前、オフィスでも会社の繁栄を祈って(?)、ディワリを祝う。

オフィスをランゴリやディヤで飾りつけ、神棚を綺麗に整え(今働いている会社は神棚がないため、総務が即席神棚を作っていた)、年長者やプージャ慣れしている人が先頭に立ってラクシュミープージャを行い(規模が大きな会社はバラモンを外部から雇う)甘いスイーツをいただき、会社からディワリギフトをもらい、セルフィ―しまくる、というのが一般的な流れ。

ドレスコードは伝統衣装。外国人の私にとって、こういうときぐらいしかガッツリとインド服で着飾る機会がないので、実は毎年かなり楽しみにしている。インド服に合わせるためにメヘンディ(ヘナタトゥー)も施した。

ちなみに今年のディワリギフトはカシューナッツとラップトップ用リュック… 無難にAmazonのギフトカードが一番うれしいんだが😂←←←

ギフトとは別に、別途ボーナスも支給される。

日本の感覚だと、ボーナス年2回支給(各給与数か月分)が一般的であるが、こちらはディワリ時の1回のみ。しかも月収の1~2か月分が相場なようで、インド1年目は正直「少なッッッ!」と思ったものである。今となってはこれが当たり前になったのでボーナスをいただけるだけでありがたいと思えるようになったよ。

ディワリ前のショッピングが楽しい

上述の通りディワリ時にボーナスが支給されるため、この時期人々の懐は潤っている。

というわけで、ディワリ前にはありとあらゆるお店でディワリセールが開催される。

私の元同僚によると、「ディワリセール時の割引率は実はたいしたことないが(みんなお金があるので少しくらい高くても気にしない)、商品のバリエーションがかなり豊富になるのでこの時期に買い物すべき」だそうだ。

私もこの機会にインド服を大量購入した。

▼インド服は可愛いのでついうっかり買いすぎてしまう。
ディワリセールで大量購入したインド服

ディワリ時には、親族や親しい人、仕事でのお得意先などに食料品セットをプレゼントする。まるで日本のお歳暮のようである。

▼スーパーなどの店頭ではディワリお歳暮がズラーっと。大きなカゴに、お菓子やナッツなどが詰まっている。
ディワリお歳暮

マーケットにはディワリ装飾用のアイテムが並ぶ。

▼ディヤと呼ばれるオイルランプの入れ物を売る商人。これに油を注いで火をつけ、玄関に飾る。
ディヤ商人 ディヤ

▼ランゴリと呼ばれる床装飾を描くための色粉。
粉を指の隙間から落としながら線を描くのが伝統的な描き方だが、経験値を要する職人技であるため、ランゴリをうまく描けない人は型つきのふるいを使用する。
ランゴリ用の粉を売る商人①
ランゴリ用の粉を売る商人②

▼イルミネーション用の電飾。家の外壁や窓、ベランダをこれでゴリゴリに装飾する。
ディワリ装飾用の電飾

▼玄関、家の中や神棚を飾る数々のアイテム。
ディワリ用の装飾

▼プージャ(お祈り)用のアイテム。
神棚用の神様の像と装飾

日本人が新年を迎えるにあたって正月飾りのしめ縄を用意したり、神棚の装飾をしたりするのと同じだと思うと非常によく理解できる。やはり民族宗教であるヒンドゥー教と神道には共通点・類似店が多い。

ディワリ時の街はキラキラ美しい

10月中旬のナブラトリ&ダシャラが終わると、街はディワリモードになる。 ハロウィンが終わると街が突如クリスマスモードになる日本と似ている!

オフィスビルや商業施設はライトでキラキラに照らされ、もうすぐディワリだな~という気分にさせてくれる。

商業施設のイルミネーション住宅街のイルミネーション
商業施設・住宅街のイルミネーション

グルガオン(の日本人が生活しているエリア)は高層階の商業施設が多いこともあってキラキラレベルが非常に高く、朝晩がもう肌寒いということもあって、すっかり冬の訪れを感じている。

これまで住んでいたムンバイでは、イルミネーションの装飾は「企業」ではなく「個人」によるものがほとんどなのでそこまでガチではないし、この時期は暑くてじめじめしているので、ディワリで冬を感じたことはなかった。 (その代わり、クリスチャンが多いため、クリスマスで冬を感じられるヨー)

同じインドでも、ディワリの感じ方がこんなに違うとは想像できなかったな。

ディワリ中はうるさく、ディワリ後は汚い。

これまで書いてきたことだけを見ると「ディワリってなんて美しくて素敵なお祭りなんだろう!」と思うかもしれない。

しかし、問題は爆竹や花火である。

ディワリの「光」はランプやイルミネーションのような美しい光だけでなく「爆竹」「花火」の類も含まれる。

道路で爆竹を鳴らしたり、花火を上げたりて盛り上がる輩が多く、まぁ本人たちは楽しいのだろうが、普通にうるさいし危ないし、個人的にあまり好きになれない。大量の爆竹を一気に鳴らすもんだから、屋内にいようとも、叫ばないと会話が成立しないレベル…。(地域によると思うが…)

あちこちで爆竹や花火を使用すると、大気汚染も深刻なものとなる。ディワリ後になると大気汚染が進み視界が悪くなるというのはインドあるある。これまで住んでいたムンバイはそこまでひどくなかったが(AQI300程度)、こちら北インドでは毎年ディワリ後にAQI999を記録しているので、正直不安しかない。私の鼻と喉は大気汚染に耐えられるのであろうか。

AQI:Air Quality Index(大気質指数)
大気汚染の程度を示す指標で、最大値は999。999を記録するということは、実際は999よりもさらに悪い数字であるということである… 恐怖!

爆竹を禁止する州もあるが、実際は全然守られていないのが実態である。

初めてのディワリ(2016年)でディワリの実態を知った私は、「ディワリはインド国外に逃亡する」ことをモットーに過去数年過ごしてきた。

滞在地
2016 (1回目) インド(ムンバイ)
2017 (2回目) 海外旅行(インドネシア)
2018 (3回目) 海外旅行(ハンガリー・チェコ・ドイツ)
2019 (4回目) 海外旅行(オマーン)
2020 (5回目) 日本(コロナで一時帰国)
2021 (6回目) インド旅行(北東インド)

今年は2016年以降5年ぶりにインドでディワリを過ごすことになるが、北東インドなのでそんなにうるさくないだろう…と予想。

いやー、本当にウルさいのと汚いのは勘弁でござる。個人的にはディワリは、ディワリ本番前が一番楽しい。

さいごに

インドのご家庭でディワリを過ごすことがあれば、私のディワリに対する見方も変わるのかもしれない。今のところ、外国人の私にとってディワリは旅行するに限る、、、!長期休暇だしね!

それでは皆様、
Happy Diwali !!

よいディワリをお過ごしください。